食分野【菊乃井による特別授業が開催されました!】

10月1日、「菊乃井本店」から村田 知晴先生と、

本校卒業生の大友先輩が来校し、

調理師科の1年生に向けて特別授業と企業説明を行ってくださいました

 

「菊乃井」は、日本料理を世界へ発信し続ける、日本を代表する料亭


伝統を守りながらも新しい挑戦を続ける姿勢に、

多くの学生が憧れを抱いています


現在、菊乃井で働く大友先輩は就職して3年目

京都の言葉もすっかり馴染み、
料理人として着実に成長している様子が伝わってきました!

今は鱧(はも)を捌いたり、ご飯ものを担当しているそう!


講義の中で印象的だったのは、「日本料理は水の料理という言葉


食材を洗い清め、米を研ぎ、だしを引く

——そのすべてに欠かせないのが“水”です


「米が日本の主食になれたのも、水資源が豊かな国だったから」という

村田先生のお話に、学生たちは静かに聞き入っていました


また、「菊乃井」の名前の由来にもなっている

“井戸の水”で引いただしを

実際に試飲させていただく体験もありました


  



京都大学と共同で“最もうま味を引き出せる方法”を研究されているそうで

昆布だしを飲んだあとに鰹節を舌にのせ、

もう一度昆布だしを味わうと、、


うま味の広がりがまるで違う!と

学生たちは驚きの声を上げていました!



 

最後に村田先生は

一流店には、料理人を育て、日本料理を次の世代へつなぐ使命がある」と

語られました


今回の授業を通して、

学生たちは“料理人としての未来”を改めて考える貴重な時間をいただきました


伝統を受け継ぎ、次の時代へつなぐ。


その想いを胸に、これからも日々の学びを大切にしていきます


村田先生、大友先輩、本当にありがとうございました!!