こんにちはスポーツ科学科のMです
9月9日は「救急の日」です。
救急に携わる医療関係者だけでなく
国民も正しい知識や理解を深めようという日です
またこの日を含む「救急医療週間」には
全国各地で救命講習会が行われています。
私たちスポーツ科学科でも、入学後すぐに
救急法講習を受講し、有事に備えています
またアスレティックトレーナーを目指す学生は
スポーツ現場を想定した救急法についても
日々訓練を行っています。
写真は、7月末に行われた
新田東総合運動場での救護活動の様子です。
倒れている選手の運搬や移動方法について
シュミレーショントレーニングを行いました。
うつ伏で倒れた状態から仰向けにする方法
4人で配置につき、
リーダーの合図で顔が向いた方向へ体を回し
首が側屈しないように注意します。
動作はゆっくり行います。
担架、バックボードへの乗せ方
複数で運搬することができる場合は、
担架やバックボードを用います。
バックボードを用いることで
頭部から体幹、下肢までを固定することができ、
傷病者の体が安定します。
メモ
スポーツ現場の搬送に用いられる専用の担架を
バックボード:脊柱固定用ボード、スパインボード
と言います。
傷病者に動揺による2次的障害を与えないよう
ストラップで固定ができ、プラスチック製で軽く
目につきやすい色をしています
また、スポーツ現場での救急時は、
アスレティックトレーナーが中心となり
指揮をとりながら処置にあたらなければなりません
十分なメンバーがそろっていない場合は、
現場の選手やマネージャーにも手を借りて
搬送を行う必要があります。
その際も、的確な指示ができるよう
平時から訓練を積んでおくだけでなく
救急用機材への理解、用具の準備や
サポートメンバーとの良好なコミュニケーションが
大切になってきます
今後も、先生方や仲間ともに研鑽を重ね、
緊急時にも速やかに対応できる
スポーツ現場になくてはならない
アスレティックトレーナーを目指していこう